2014年06月18日

日本の借金およそ1000兆円中5分の1の200兆円を日銀が国債で保有


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もう、なにがなんやらわからないですね。
今年2014年1月に書いた記事、
日本の財政破綻の可能性ってどれくらい?いつごろまでにって考えられている??
の続きです。

そりゃ、異次元緩和中なのでね、
とんでもない数字になっていくと思っていますが。

日銀の国債保有201兆円、保険抜き最大の保有主体に Reuters 2014年6月18日
日銀が18日に発表した2014年1─3月期の資金循環統計によると、
3月末の日銀の国債保有残高が201兆円となり、
保険を抜いて最大の保有主体となった。
昨年4月に導入した「量的・質的金融緩和」(QQE)による
大規模な国債買い入れを反映したもので、
日銀が最大の保有主体になるのは初めて。

国庫短期証券や財政債を含めた3月末の国債残高は、
過去最高となる998兆円。
このうち日銀の保有分は20%程度にあたる201兆円と過去最高を更新。
これまで最も多く国債を保有していた保険を抜き、
初めて最大の保有主体となった。
…だそうです。

日銀の国債保有残高は2014年3月末で201兆円となり、
最大の保有主体になったそうです。
2014年3月末の国庫短期証券や財政債を含めた国債残高は998兆円。

約1000兆円の借金の5分の1を日銀が肩代わりした格好になってます。

今年度も異次元緩和中なので、あと50兆円は買入れするようです。

今は金本位制じゃないので、
そう大きな問題じゃないのかもしれませんが…。
※金本位制(きんほんいせい)とは、
 一国の貨幣価値(交換価値)を金に裏付けられた形で金額で表すもの
 (参照)金本位制 - Wikipedia

日本では、1987年(昭和62年)制定1988年4月施行の
通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律により
1988年3月31日限りで(日本の本位金貨)通用停止になり、
名実ともに管理通貨制度の世の中になったそうです。
(参照)金本位制 - Wikipedia

今は管理通貨制度ということになってるんですね。
※管理通貨制度とは、
 通貨の発行量を通貨当局が調節することで、
 物価の安定、経済成長、雇用の改善、国際収支の安定などを図る制度。
 (参照)管理通貨制度 - Wikipedia

金を貨幣価値の裏付けとする金本位制においては、
銀行券発行量は正貨準備高に拘束されるのに対し、
管理通貨制度では行政府の通貨政策次第であり、
貨幣の価値は政府または中央銀行の政策によって裏付けされるため
その価値は不安定となりやすい。
よって通貨当局は金融政策により貨幣価値の安定化を図ることを重視する。
(参照)管理通貨制度 - Wikipedia
…だそうです。

また…
この管理通貨制度では、
発行量が本位の備蓄量に拘束されることがないので、
景気や物価調整のために柔軟な通貨量調整をすることができるメリットがある。
一方で通貨当局と行政府の関係(独立性と協調性)がつねに問われ、
通貨当局が行政府の影響下にある場合、
景気対策のための恒常的な金融緩和がインフレを招く場合がある。
…と書かれていました。

今の異次元緩和によるハイパーインフレは今のところ起きていません。

本来は、担保となる国力に対して、
新たに刷られた紙幣によって、担保能力が落ち(信用が落ち)、
貨幣価値が下がって、輸入物価があがる形でハイパーインフレに。

ということだと思うんですが、私の推測では、
国の規模が大きい(担保能力となる国力がわかりにくい)うえに、
瞬時に海外での金融取引が可能な今では、
アメリカの量的緩和にみるように、
資金は新興国へ流れて、アメリカでのインフレは起こらず、
資金が大量流入した新興国の通貨高になり、
量的緩和縮小となると、アメリカ国内は変化なくても、
今度は新興国から資金が流出する(新興国通貨安)
ということが起こったりしましたよね。
冷たいFOMCに意気消沈、新興国通貨安も止まらず Reuters 2014年01月30日

そういう観点からすると、今の時代では、
異次元緩和 → ハイパーインフレ
にはならないようですが、
こういう状況(国の借金の5分の1が中央銀行保有)が、
与える信用力はどうなのか、気になるところです。


信用力が落ちる=通貨安(円安)
なので、輸出大国と言われていた日本では「円安=いいこと」
のように、今も報道されますが、
今回の円安でも輸出数量は伸び悩み、
輸出が伸びて輸出産業が潤ったのではなく、換金で潤っただけで、
円安なのに工場は今も海外へ流出している最中。
※円安のため輸出金額は14か月増加中でした。
 4月の貿易統計、自動車輸出伸び赤字額7.8%減少 LogisticsToday 2014年5月21日
 円安効果がなくなってきている点もあり(前年同月比で円安は2.9%)、
 15か月目は減少に。
 輸出15カ月ぶり減少 5月の貿易赤字9090億円 日本経済新聞 2014年6月18日

でも、円安はご存じのとおり輸入物価が上がりますね。
ガソリンも食品も、製造業の原材料も。

そのため貿易赤字がずっと続いていますが、
※2013年度下期では経常赤字も。
 2013年度通期では7899億円の黒字。
 日本経済の船底に穴、忍び寄る経常赤字の影 東洋経済オンライン  2014年05月24日
国の信用力はどこまで持ちこたえられるのか、心配になりますね。

信用力(日本に投資したいという気持ち)が
なくなって(日本から資金を脱出させないと)いくようなことになれば、
今の東証は約7割程度が外国人投資家ですが、
※2011年度で67.8%
これから先も円安?それとも円高?
資金の引き上げ(株の暴落など)という事態もありえるのかもしれません。

その状況を異次元緩和を用いて官製相場でごまかすにしろ、
どこまで自転車操業が持つのか、本当に気になるところです。

日本の財政破綻の可能性ってどれくらい?いつごろまでにって考えられている??
に書いた、
ロイター調べでの国内主要400社のうち、
約6割が10年以内に財政破綻すると答えたそうですが、
今の日本のあり方では、そういう事態が起こり得る気がしますね。
※もちろん、さらなる異次元緩和で時間を先延ばしするでしょうけど。


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タグ:経済
posted by ポジタリアン イエロー at 20:25| ブログ
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