2014年08月20日

謎の投資家?GPIF爆弾??さらなる円安が襲う???官製相場の怖さ


Tokyo Stock Exchange / Dick Thomas Johnson


経済に関して、これまで辛口な表現もたくさんしてきたこのブログ。
今回は基本的にニュースソースのみで。


輸出についての日銀の考え
前回の記事は2014年7月発表の貿易統計(2014年6月速報)から、
円安誘導のアベノミクスとは何だったのか?輸出は数量、金額ともに減少へ…
今回の貿易統計(2014年7月速報)では、
輸出数量は微増(+0.9%)だったようですが(金額は+3.9%)、
円安頼みで金額はまだ少し伸びてますが、
円安に伴う輸出増には今もいたってない様子。
財務省貿易統計 Trade Statistics of Japan

この先も、政府・日銀も輸出は…と思い出している様子。
黒田総裁は「足元、弱めなのは否めない」。
(2014年8月)8日の記者会見で黒田総裁は
輸出判断を「横ばい圏内」から「弱め」に下方修正した理由として、
実質輸出が4〜6月期まで2四半期連続で減少したことに言及した。

昨年(2013年)4月の大規模な金融緩和の導入以来、
「想定通り」と繰り返してきた日銀だが、
輸出の低迷については「想定外」と悩む。
輸出、日銀想定を下回る 物価シナリオは堅持 日本経済新聞 2014年8月9日

さらに委員からはこんな意見も。
日銀の木内登英審議委員が(2014年7月)31日、
神戸市内での会見で
「輸出の回復を必ずしも前提としない景気回復シナリオはありうる」
との見解を示した。
日銀の木内委員、「輸出回復に依らない景気シナリオ」提唱Cubeニュース 2014年7月31日

輸出は伸びず、
アベノミクスによる景気回復シナリオは根底から崩れているようです。


DSC_0111 / hetgallery


では、どうやって、景気回復を印象付けていくのでしょうか?

前回の記事、
円安誘導のアベノミクスとは何だったのか?輸出は数量、金額ともに減少へ…
では、「アベノミクス最大のポイントは株価操作」と書きましたね。

国民の虎の子の年金積立金を
株式市場に大量投入する「官製相場」で株価つり上げを狙う。
東京新聞新成長戦略 奇策や禁じ手ばかりだ社説・コラム(TOKYO Web) 2014年6月25日(リンク切れ)


官製相場、公的年金の未来とさらなる円安誘導
さらに、ニュースソースの羅列になっちゃいますが…。

安倍政権、株価浮揚に必死 「干渉しすぎ」の声も 朝日新聞 2014年8月15日
安倍政権が株式市場にお金を誘導する政策を次々に打ち出している。
力強さを失った株価と内閣支持率をつなぎとめ、
反転させたい思惑が重なる。
政権は消費税率の10%への引き上げを12月にも判断するとしており、
株価が政権運営の自由度を左右する構図が一段と強まっている。

ポイント:内閣支持率のために「株価を釣り上げる」

コラム:GPIF爆弾の衝撃、円安効果6円は絵空事か=植野大作氏 Reuters 2014年08月15日
(2014年8月)10日付の日本経済新聞によれば、
5日に開かれたGPIFの運用委員会で、
9月に新たな資産割合を決めるまでの暫定措置として、
現在は「基本12%(かい離許容幅は上下6%)」と定められている
国内株保有比率の上限の撤廃を決めていたことも明らかになっている。
国内債券に偏重していた従来型の公的年金の運用スタイルは、
デフレ脱却を国是に掲げる安倍政権のイニシアチブの下で
前倒し気味に加速しているようだ。

ポイント:株価つり上げには「さらなる年金資金を投入する」

コラム:公的年金の株式「高値つかみ」リスク=佐々木融氏 Reuters 2014年08月13日
正直なところ、
筆者を含む市場関係者はこれで株価が上下動するので喜ぶが、
長期的視点に立てば、
この種のニュースで短期売買が助長されても、プラスにはならない。
(中略)
一部の投資家が一時的に株式投資を増やして、
その結果株価が上昇しても、企業収益が増加しないのであれば、
結局株価は元に戻るだけだからだ。
プラスになるために本当に必要なのは、
誰かに株を買わせることではなく、企業収益が上がることである。

ポイント:乱高下を喜ぶ業種
     株価つり上げても企業収益が増えなければ、株価は元に戻る
     (つまり年金を突っ込んで買い支えても、株価が下落し、
     高値掴みする可能性がある)

コラム:公的年金の株式「高値つかみ」リスク=佐々木融氏 Reuters 2014年08月13日
何も、日本の経済や株式市場のことだけを慮って、
理想論を振りかざしているわけではない。
率直なところ、自分が将来受け取る年金も心配になっている。

ポイント:乱高下を喜ぶ業種のヒトも年金が気になり始めている


コラム:GPIF爆弾の衝撃、円安効果6円は絵空事か=植野大作氏 Reuters 2014年08月15日
周知のように、
GPIFは直近の運用資産総額が約126兆円に達している
世界最大の年金基金である。
(中略)
日本株への運用配分が引き上げられるだけでなく、
外国債券、外国株式への運用配分もそれぞれ5%ポイント、
合わせて1割程度増えることになる
(中略)
「8兆円で4円」の円安インパクトがあったという事実が
目撃されていることを勘案すると、
「12兆円の外貨買いなら6円の円安」といった程度の連想が
シンプルなだけに共有されやすいだろう。


ポイント:年金基金を使って株価つり上げだけでなく、
     さらなる円安へ誘導する可能性も(単純計算で約6円程度)

焦点:「謎の投資家」が円高抑制、反発力奪うとの指摘も Reuters 2014年08月18日
為替市場で「ミステリアス・バイヤー」と呼ばれる
国内大手投資家のドル買い/円売りが話題となっている。
ドルが100円割れになるかと思われるほど急激に円高が進行する局面で
巨額の円売りに動くため、
円の買い仕掛けを狙う海外投機勢が敵視するほどの影響力を発揮している。

準公的資金が動いた形跡もあり「官製相場」との批判もあるこの動きは、
円高抑制に一定の効果を上げる一方、
今後のドル/円相場の反発力を奪う可能性も懸念されている。

ポイント:何が何でも100円割れを阻止する動きがあるらしい

焦点:国債市場で強まる「日銀支配」、物価目標優先に疑問の声も Reuters 
国債市場で強まる「日銀支配」の弊害がクローズアップされてきた。
日銀による大規模な国債買入で相場形成に歪みが生じるとともに、
市場が財政規律に対して持つべき警告機能が事実上、
失われつつあるとの見方が強まっており、
将来的な金利上昇をもたらすリスクが懸念されている。

量的・質的金融緩和で掲げる2年・2%という
物価目標を最優先する日銀の金融政策運営に異を唱える声も出始めた。

ポイント:市場の財政規律に対する警告機能が失われ、やりたい放題に。


国会議事堂 / Richard, enjoy my life!


っと、最近の経済ニュースを羅列してみました。
要するに、市場をゆがめまくり、「やりたい放題」私物化している様子
お分かりいただけるのではないでしょうか。


さらに、年金についてはこんな記述も。
コラム:公的年金の株式「高値つかみ」リスク=佐々木融氏 Reuters 2014年08月13日
個人投資家はある程度積極的にリスクを取ろうとする種類の人間だ。
換言すれば、収益に対する期待と引き換えに
相応の損失を被る覚悟をしている。
(中略)
一方、年金基金など公的性質を持つ資金の中には、
投資家になるつもりはなく、
預金に預けて損失をなるべく被りたくないと考えている
個人の資金がかなり多く含まれている。

それにもかかわらず、
政府当局はこうした資金で積極的にリスクテイクを行うことを推奨している
(さらに悪いことに、買うことを先に宣伝してしまっている)。
…だそうです。

要するに危険愛好型の人が買うのは自己責任だけど、
危険回避型の人やそういうつもりの人の資金を勝手に使いこむことがおかしいのでは?
ということのようです。


もはや、私物化しているとしか、言いようがないほどの事態だと
私は思うのですが。

生活者としては、円安でさらに物価が上昇し、
一般企業がコストに苦しむ流れになるかもしれないと思うと…。

目先の数字「株価」や「ドル円」に騙されて、支持すると、
将来、とんでもない事態が待ってるかもしれない。。


最悪のシナリオは、
年金でさらなる株価つり上げ、円安誘導

株価つり上げ、円安誘導でも経済実態は悪化の一途
→数値も粉飾するが外資にはバレバレ
→外資が売り逃げる

年金の空洞化(マスコミは報じず)

年金破たんと日本の財政破綻

預金封鎖、財産税(昭和21年のように)
→マスコミが官僚の報道発表通り、政府に都合のいいように報道
昭和21年の預金封鎖、財産税法、新円切替、小額通貨の整理(銭の廃止)


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タグ:経済
posted by ポジタリアン イエロー at 12:08| ブログ
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