
black and white / seelensturm
iPS芸人?“虚言”森口氏タレント転身 nikkansports.com2012年12月19日
というニュースの話を母にしてたら、
ごまのはえって知ってる?って聞かれ、知らないので調べました(笑)。
本来は護摩の灰(ごまのはい)だそうです。
高野聖(こうやひじり)のいでたちで、
有り難い護摩の灰だといって押し売りして歩いた者がいたそうで、
旅人を脅したり、だましたりして金品をまき上げる者。なんだそうです。
また、胡麻の蠅(ごまのはえ)とも書き、
胡麻に蝿がとまつても一寸わからぬのでこの名があるのだとか。
胡麻の蝿とは - 隠語辞典 Weblio辞書
ちなみに、ごまかすという言葉は
護摩の灰(ごまのはい)に由来するとする説もあるのだとか。
「ごまかす」の語源は? − ことばの宝船 − NHK アナウンスルーム
護摩の灰を散らかすなどの強調の意味の接尾語「かす」が付いたとか。
まあ、私が言葉を知らないだけなのか…、
いまだに母から教わる言葉があるのがいいのやら悪いのやら。。

NEC_0051 / max.takaki
ちなみに食材としてのゴマは、
鞘から取り出し、洗って乾燥させた状態(洗いごま)で食用になるそうですが、
一般的には生のままでは種皮が固く香りも良くないので
いりごまにして食べるということです。
(参照)ゴマ - Wikipedia
ゴマと言えば、ゴマをするという言葉もありますよね。
あまり、いい意味では使われてない気が。。
そういえば、このブログでも前に、
ゴマの油と百姓は絞れば絞るほど出るものなり
という記事を書きましたね。
こう述べたとされる江戸時代 享保の改革の実務役として
財政再建に取り組んだ神尾 春央(かんお はるひで)さん。
年貢率の強化、収税状況の視察、隠田の摘発などで
生まれた子供を養えず間引いたり、餓死する人も出たりと
農民から憎悪を買ったそうですが、
幕府の財政を潤沢にし、改革に貢献した功労者という側面もあったとか。
厳しい増税は問題ですが、
隠田の摘発(今でいう脱税の摘発)はいいですよね。
ちょっと脱線してしまいましたが、
「人を騙す」という行為は今も昔もあるもんですよね。っとつくづく。
それにしても、護摩の灰と胡麻の蠅。
漢字は全然違うんですが、読みは似てるし、意味は同じって
ちょっと不思議ですよね。

IMG_0789 / acme
タグ:言葉