
Piazza Guido Monaco, Arezzo / Monica Arellano-Ongpin
前回、駅の階段がピアノの鍵盤に!でも、何のために??
という記事を書きましたが、そこから思いつきました。
音楽をやってる人はたぶん、みなさんお世話になってる
グイード・ダレッツォさん(上の肖像の方)。ご存知ですか?
もちろん、私は知りませんでした。。
では、どういう方なのかというお話の前に、前回のピアノの鍵盤の記事から。
ずっと眺めていて、誰がドレミファソラシドって付けたんだろう?
って思ったんですね。
日本なら、ハニホヘトイロハですし、
英語やドイツ語ならCDEFGAB (H)
※ドイツ語の時の読みはツェーデーエーエフゲーハー…
業界用語でもおなじみ!?ですよね。
ゲー千=5,000円 ツェー万=1万円…
だから、ドレミファソラシドも、アルファベットやいろは歌のような
その言語を教えるときの配列なのかなって思ってました。
じゃあどこの国?
調べると、違ったんですね。そこで上の方の登場です。
グイード・ダレッツォさんは中世イタリアの音楽教師だったそうです。
991年か992年生まれで1050年没。日本なら平安時代ですね。
この方は現在用いられる楽譜記譜法の原型を考案したそうです。
楽譜をみているみなさんは大変お世話になってますよね。
そして、ドレミファソラシドもこの方。
聖ヨハネ賛歌という曲があって、
6つの句が音階のうちの一つで始まり、
しかも1句ごとに上昇するようになっていたそうで、
その句の頭の音を「Ut Re Mi Fa Sol La」を利用した
「階名唱法」を考案されたそうです。
のちにUtは発音しにくいので、
「主」を示すDominus(ドミヌス)のDoに。
(参照)グイード・ダレッツォ - Wikipedia
聖ヨハネ賛歌をもとに階名唱法としてドレミファソラシドを考案されたんですね。
こんな重要な方、なぜ音楽の時間に習わないんだろう?
っとちょっと不思議に思いました。

Music / MaxiuB
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