2013年04月21日

円安に悲鳴。。各種業界で表れてきている円安不況


cat / MowT


円安直撃!?4月からの値上げ
何て記事を以前書いたりしましたが、
転嫁できる状況ではないので、本当に大変そうです。

1.円安に悲鳴 京都府内の繊維産業 京都新聞 2013年04月19日
すでに一部は値上げしたが、
着物が売れない中、全部は転嫁できない。
日本ではほとんど生糸が生産されていないので、
海外に頼らざるを得ず、価格が下がるのを待つしかない…とか。

西陣織工業組合は、
生糸などの値上がりを受け、
製織技術者・関連技術者が生活できる適正工賃の給付が不可能になるとして、
原価上昇分の値上げを受け入れるよう要請文を作成、
組合員を通じて取引先に配布したとか。

…何をしても売れる(それだけ需要がある)ときは、値上げしても売れるでしょうが、
 何をしても売れない、値下げ競争真っただ中(需要がない)時代、
 値上げすればさらに売れなくなっていく可能性もありますよね。。


2.小麦高騰、飲食業が悲鳴 読売新聞 2013年4月19日
円安と穀物高で6月から業務用小麦粉の卸売り価格が引き上げられるのを受け、
県内の飲食店やパン店で商品を値上げするなどの動きが出てきた。
4月から電気、ガス料金も上がっており、各店は悲鳴を上げている。


3.かつお節、円安で値上げ? ドル建て取引で原料価格急騰 朝日新聞 2013年4月21日
かつお節の原料となる冷凍カツオの価格が高騰している。
健康志向などで海外で需要が拡大したところへ、
ドル建ての国際価格が指標になっているため
「アベノミクス」による円安が拍車をかける。
生産量日本一の鹿児島県枕崎市では史上最高値を更新し、
1年で30%超も値上がりした。食卓に届く製品価格も値上げが迫る。


呉服業界も鰹節も日本製なんて思ってたら…ほんと大変ですよね。


cat / MowT


これらの例はもちろん氷山の一角。
4月ロイター企業調査によると、
日銀の異次元緩和に伴う円安への対応策として、
値上げを検討している企業が全体の3割程度を占め、最も多かった。
輸入調達コスト上昇を受け、
値上げを検討する企業がある程度広がりを見せており、
物価上昇に転じる可能性が。

ただ、物価が実際に2%上昇することで
業績が好転すると期待する企業は3割程度にとどまった。
7割は必ずしも好影響を見通しておらず、
かえって景気悪化を招いたり、コスト上昇に見舞われることを不安視。
ロイター企業調査:異次元緩和の円安対応「値上げ」が最多 Reuters 2013年04月19日

っと7割の企業は景気悪化や業績悪化の可能性を危惧しているようです。


ここからは私の話になっちゃいますが、
私はインテリアを中心にご紹介しているアフィリエイターなんですが、
値段がどんどん変わっていっているので、価格修正が追い付かず、
片っ端から値段と送料表示のない形に修正中。

来年4月から消費税が8%に、
その後、再来年10月から消費税が10%にと、
段階的に上がっていくので、そのときにはそうしないとと思ってましたが。

現時点で、私も悲鳴。。。私の所得も激減しそう。。
リーマンショックどころじゃなーい。というのが本音。。

穿った見方ですが、値上げされてるところの中には、
売れないのを承知で、売れた場合にそれを補てんするために、
円安分以上に値を上げている?っと思えるところも随所に感じたり。。


あの黒田日銀の2年でマネタリーベース2倍の話が出る前は、
なんとか、90円くらいで収まる?って思ってましたが、
この先、ずっと円安基調になりそうですよね。。

それでも、景気が上向くならいいんですが、
以前から書いてますように、
物価上昇 → 売上アップ → 利益アップ → 給与アップ
とは、なりませんよね。

物価上昇 → 原材料コストアップ → 売り上げに転嫁できず 
→ 利益ダウン → 倒産
…というところも多くなりそう。。。。。

株価は上がってますが、約7割が外国人。
株価上昇による消費増は相当限られそうです。

日本のGDPの約13%を占める輸出型企業にとってはメリットがあっても、
残りの87%にとっては原油高、商品高などコスト増。
この状況でどうなっていくんでしょう。
詳しくはこれから先も円安?それとも円高?

給与は1、2年経てば上がる。選挙後には賞与で恩恵が得られる。
参議院選挙までは、ずっといい話しか流れないでしょうけど。。

私は先ほど、リーマンショックどころじゃなーい。って書きましたが、
そう思われてる中小企業の方はきっと多そうに思っています。


これまで、円高不況と呼ばれてきましたが、
この先、円安不況と呼ばれるようになるのかもしれない。。
そんな気もします。

※じゃあ、円高でも円安でもだめじゃないか。と思われるかもしれません。
 実はそうなんです。
 環境が一定であると、それを前提にモノづくりができますが、
 円高でも円安でも急激に変わるとそれについていけなくなるんですよね。
 設備投資にしても、仕入れ先の開拓にしても、販売ルートにしても。
 1日でできたものじゃないし、できるものじゃない。
 環境は安定しているというのが前提なんで、
 円高や円安自体が不況の原因じゃないです。
 急激な円高、急激な円安が不況の原因なんです。と私は思います。


街の弁当屋悲鳴!「アベノミクスでも値下げ戦争」食材卸からは値上げ  J-CASTテレビウォッチ
で、ひとつ、気になったのが、
「ずっとデフレスパイラルが問題だと伝えてきて、
回復の兆しが出てくると、また逆の面で困る人も出てくるが、
そこを何とか折り合いつけていかないとダメなんですね」
との言葉。

デフレスパイラルが問題だったとしても、デフレが問題じゃなく、
デフレは需要減少による結果。
本来は、需要が増加したためになるインフレも結果。

デフレスパイラルは、価格引き下げ競争ですが、
価格引き下げ競争になる最大の原因は所得減に伴う消費減(需要減)。
もし、デフレスパイラルが原因だったんですとテレビで言ってきたのなら、
それ自体が間違い。

原因はあくまで、所得減少に伴う消費の減少。

だから、所得が増加する前にインフレになったら
それこそインフレスパイラルじゃないですが、
いわゆるスタグフレーション(不況とインフレの同時進行)。

政治的に言葉をすり替えて、デフレのせいにしてきただけと
私は思ってますが、
今回は壮大な実験とも言われてますが、
数字が少し上がったらいいだけなら、こんなこともできますよね。

もともと
1人当たりの所得が10円 国民数が100人 総所得は1,000円

これを
99人の所得を1円 1人の所得を1,000円(国が1円補助) 総所得は1,001円

極端な例ですが、これでも、総所得は上がったことになります。
もともとがいいのか、1人総取りがいいのかは人次第ですが、
TPPの話の時も書きましたが、
辛い状況を誰が一番痛みが少なくできて、他の誰かに押しやれるか。
そのせめぎ合いの中で、
誰が得をするか、誰に損をかぶせるか、世間的にどうごまかすか、
だけの話に見えるんですが。。



cat / MowT
タグ:経済
posted by ポジタリアン イエロー at 10:51| ブログ
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