2013年09月12日

アメリカの貧富の格差がとうとう世界大恐慌前年以来最大の割合に

とっても気になるニュースです。
米、最富裕層が国民収入の19% 格差、歴史的水準に 京都新聞 2013年9月12日
貧富の格差が拡大する米国で、
上位1%の最富裕層の収入が2012年には国民全体の19%を超し、
大恐慌前年の1928年以来最大の割合となったことが
11日までに判明した。
…というニュース。

調査の仕方によっていろいろ誤差はあるかもしれませんが、
ウィキペディアに載っていたグラフでは↓


アメリカ合衆国における1%の富裕層の収入比率 / User:RoyBoy.

このグラフでは2007年に並んでいるようですが。
(参照)格差社会 - Wikipedia

世界大恐慌とは、
1929〜33年の間、世界中の資本主義諸国を襲った史上最大規模の恐慌。
1929年10月24日、ウォール街の株式市場の暴落(暗黒の木曜日)、
10月29日(悲劇の火曜日)の大暴落に端を発し、
全資本主義諸国に波及したというもの。
世界大恐慌 とは - コトバンク

今回は大丈夫!って思う方々もたくさんいらっしゃるでしょうが、
おそらく、この時もこんなことになるとは思ってなかったでしょう。

さて、何が原因だったのでしょうか?
そして、なぜ、その後、第二次世界大戦を経て、
平和な時代になったのでしょうか。

私は所得税の累進課税の本来の意味や景気の自動安定化装置など
ケインズ経済学における枠組みがもたらしたものと今も考えています。

今、ケインズ経済学は間違いだった、
「金による平等」が正しい!「強欲は善!!」という考えが席巻し、
いわゆるもともとの古典派の流れに戻っているので、
その流れでの帰着というのは、世界大恐慌へとなっていく可能性があるのでは?
と私は思っています。

ユーロ危機は先延ばしばかり、
日本もまさかの2年で2倍の極端な金融緩和でごまかし、
一部のもののみに資本が集中する時代になりました。

そういう枠組みがいつまでも持つのでしょうか?

安定して誰しもがそこそこ幸せな社会は、持続可能性が高いでしょう。
でも、その逆の社会は…。騙せている間はなんとかなっても…。

1929年からの世界大恐慌、その後、第二次世界大戦へとつながっていきます。
強欲が正しいなら、欲望丸出しこそが正しいことになる。
それは、モノの奪い合い社会だから、どうしてもそうなっていくでしょう。

今のエジプト情勢もシリア情勢も、
仕掛けが入っているように思うと以前書きました。
少なくとも今後20年くらいは
とんでもない時代へと私たちは巻き込まれるかもしれません。

先延ばしは、今生きている人にとっては、ありがたいかもしれませんが、
未来の人からすればたまったものじゃありません。

では、正しい社会はありえるんでしょうか?
枠組み作りは崩壊がひどければひどいほど、ちゃんと出来上がるでしょう。
細かな点を書けば、
所得税の累進課税の強化はもちろん、
おそらく、世界で法人税の最下限の取り決めなど、
大企業や財閥の無茶なビジネスに世界的に歯止めをつくる規制が出来ていくでしょう。

でも、必ず50年ほど経てば、「強欲は善!」という話になり、
今までが悪平等だったんだ!規制緩和だ!となっていく。

同じことを繰り返さないためには、
すべての人が、法律ではなく守るべきルールを心に刻み、
間違った方向に進むとき、歯止めの役割を身を挺して行えるか、
にあるような気がします。

それはマスコミではできません。マスコミはお金をくれる人の味方です。

この先、そういう出来事があるかもしれません。
ちょっと戦前戦後のいろんな流れを見ておいたほうがいいかもしれませんね。

関連記事:
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タグ:経済
posted by ポジタリアン イエロー at 13:35| ブログ
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