2014年01月07日

枢の枢と枢。っていったい何を書いたの?「くるるのとまらととぼそ」です。


BEHIND WHICH DOOR, / marc falardeau


枢戸(くるると)ってご存知ですか?
扉(開閉戸)ですが、蝶番(ちょうつがい)を使っていない扉です。

扉の回転軸となる端っこの上下に心棒を設け、
扉の外側の上下にくぼみを入れて、扉が回転するようにした仕掛けです。



絵が下手で申し訳ないんですが、
蝶番を使わずに扉を回転するようにした仕掛けのことを
枢(くるる)というそうです。

そして、扉自体に付けられた心棒を枢(とまら)といい、
枢(とまら)を受け入れる上下のくぼみのことを枢(とぼそ)というそうです。

読みを書かないと、「枢の枢と枢」みたいに同じ字が続いちゃうことに。
いつものように辞書を引用させて頂くと…

枢(くるる)とは、
開き戸を開閉するため、扉の回転軸の上下に設けた心棒の突起。
また、その突起を上下の枠のくぼみに入れて戸が回転するようにした仕掛け。
くるる【枢】の意味 - 国語辞書 - goo辞書

枢(とまら)とは、
開き戸の上下にある突き出た部分。とぼそにはめて戸を支え、開閉の軸とする。
とまら【枢】の意味 - 国語辞書 - goo辞書
ちなみに「と」は戸、「まら」は男根の意と書かれていました。

枢(とぼそ)とは、
開き口を回転させるため、戸口の上下の框(かまち)に設けた穴。
とぼそ【枢】の意味 - 国語辞書 - goo辞書
ちなみに「と」は戸、「ぼそ」は臍(ほぞ)おへその意味だそうです。

ウィキペディアによれば、
蝶番の発明以前(発明後でも伝来していない地域)においては、
戸の一端に軸材(「とぼそ」「くるる」等と呼称)を通したものも存在した。
(参照)扉 - Wikipedia
…とありました。

古い仕組みなのかもしれませんね。


この枢という漢字、歴史ではよく見かけませんでしたか?
歴史だけじゃないんですが、
例えば、昔の枢密院(すうみついん)、枢機卿(すうききょう)や、
もう少し前で言えば、ブッシュさんの言葉「悪の枢軸国家(すうじくこっか)」など。

枢(くるる)は、扉の重要な場所ですよね。
枢機(すうき)という言葉もそういう意味になっていて、
物事の最も大切なところ、なんだとか。
すうき【枢機】の意味 - 国語辞書 - goo辞書
枢は戸の枢(くるる)、機は石弓の引き金の意味だそうです。

辞書でこの漢字を見つけて、
いろんな読みと意味があったので不思議に思い、まとめてみました。


Decorative hinge / Average Jane

今のドアはみんな蝶番(ちょうつがい)を使っていますけどね。
タグ:言葉 漢字
posted by ポジタリアン イエロー at 10:42| ブログ
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