2014年02月14日

2010年以降の報道の自由度ランキング(2010年〜2013年)にみる日本の状況


NHK Broadcasting Center / keyaki


昨今は、NHK会長発言などが世界でも物議を醸しています。

本来、中立的、客観的立場で報道しないと、
いわゆるマスコミを使った政府のプロパガンダとなり、
歯止めが効かなくなってしまいますが、
NHK会長の籾井勝人(もみい かつと)さんは
「日本の立場を国際放送で明確に発信していく、国際放送とはそういうもの。
政府が『右』と言っているのに我々が『左』と言うわけにはいかない」。
(参照)籾井勝人 - Wikipedia
…とされていましたね。

これは国際放送についての発言でしたが、
他にもNHKの経営委員の数々の発言が物議を醸しています。

そんな中、日本の報道の自由はどのようなレベルなんでしょうか。

歴史が示す政府が暴走するとき、
必ずと言っていいほど、マスコミがプロパガンダの役割を果たしています。
昨今の北朝鮮の報道も中国の報道も同様に感じることが多いですね。

日本は大丈夫なんでしょうか。

実は国内にいると、プロパガンダにならされてしまい、
(政府にとって都合の悪い情報は伏せられて)
国民は間違っているという風には感じられないものかもしれません。

NHK会長の件に関しては、こんなニュースが。
NHK会長発言、3300人が「辞任を」 朝日新聞 2014年2月11日
NHKの籾井勝人会長が就任会見で
政治的中立性を疑われる発言を繰り返した問題で、
10日夕までにNHKに寄せられた視聴者の意見の総数は1万5千件を超え、
そのうち籾井氏の辞任を求める意見が約3300件を数えたことが
NHK関係者への取材でわかった。

特にイギリスメディアはBBCというNHKと似た組織を持っているので、気にしているようです。
(時時刻刻)経営委、進退は問わず 「政治的中立、信頼揺らぐ」 NHK会長の発言問題 朝日新聞 2014年1月29日
政権との距離を置くことに腐心してきた英国の公共放送BBCは、
籾井氏の発言を「衝撃」と報じた。
※原文はJapan NHK boss Momii sparks WWII 'comfort women' row BBC
Google 翻訳
公的資金による放送局として、NHKは政治的に中立であることになっています。
BBCのルパートウィングフィールド・ヘイズは、
東京で、その新会長が彼の一番最初の記者会見で、
このような政治的見解を表現始めたときにはショックだったと言います。

NHK経営委の言動、非難せぬ政権に懸念 朝日新聞 2014年2月13日
英フィナンシャル・タイムズ紙は4日、
「安倍首相の介入でNHKの姿がぶれる」と題する記事を配信。
「東京裁判は広島などで日本が受けた虐殺をごまかすためのもの」
という趣旨の都知事選の応援演説での百田氏の発言を報じ、
首相が選んだ両経営委員の考え方により、
日本で何がまともな保守主義と考えられているか、
その境界線が試されている、と表現した。


Broadcasting Station / vincent.limshowchen


さて、これらは2014年になってからのニュースでしたが、
これまでの日本の報道の自由度はどうだったんでしょうか。

国境なき記者団が出している報道の自由度ランキングをちょっとみてみましょう。
※国境なき記者団とは、
 言論の自由(または報道の自由)の擁護を目的とした、
 ジャーナリストによる非政府組織。
 1985年、フランスの元ラジオ局記者ロベール・メナールによって
 パリで設立された。
 (参照)国境なき記者団 - Wikipedia


2010年 11位
2011年 22位(満足できる状況)
(理由)津波や福島原発事故で報道が過度に制限され、
    報道の多様性の限界が露呈したため
報道の自由度ランキング2011-2012年版発表。日本は22位に後退 スラッシュドット・ジャパン YRO

2012年 53位(満足できる状況)
(理由)日本は東京電力福島第1原発事故に関する
    情報の透明性が欠けるなどとして
    昨年の22位から大幅に順位を下げ53位となりました。
議論:「報道の自由度ランキングで日本が53位に後退…」どう思う?BLOGOS

2013年 59位(顕著な問題のある国)
(理由)東京電力福島第1原発事故の影響を取材しようとすると
    さまざまな圧力を受けるとされたほか、
    特定秘密保護法の成立が響いた。
報道の自由、日本後退59位 福島事故と秘密法響く 京都新聞 2014年02月12日
顕著な問題のある国というランクに位置付けられたのは、主要先進国で唯一とか。

…今回のランクに、昨今のNHK会長の話は無関係だと思います。
 来年発表になる分には影響があるかもしれません。
 原発関連の報道は、言うまでもない状況。さらに再稼働へと突き進んでいます。


それにしても、日本の報道の自由度ランキングの落ち方は
悲惨としか言いようがありません。
もともと、そういう素地があったと思いますが、隠れていただけなのかもしれません。

2010年以降をもう一度載せると
2010年 11位
2011年 22位(満足できる状況)
2012年 53位(満足できる状況)
2013年 59位(顕著な問題のある国)
()内はランク。順位のみならず、顕著な問題のある国とされていることも残念です。

今の日本のマスコミ報道は世界から見ると、
バイアスのかかった不正な報道という見方をされているようです。

もし、今の報道から、「世界が間違ってるんだ!日本は正しい!!」
っと思うようなら、それは戦前日本が歩んだ道、そのものへと突き進むかもしれません。

国内にいると気が付きにくいかもしれませんが、
何もかも手遅れになる前に、第三者的な目で持って、
よくよく公正性や真実性を見抜き、注意していく必要があるようです。


Newspaper colour / NS Newsflash
posted by ポジタリアン イエロー at 12:00| ブログ
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