2014年05月07日

「これは今後を占う試金石」の試金石って何?


Boston Future / Infrogmation


この多角化戦略はわが社の今後を占う試金石になる!
…なんてときに使われる「試金石」

こういう場合の試金石(しきんせき)の意味は、
物の価値や人の力量などを計る基準となる物事。
しきんせき【試金石】の意味 - 国語辞書 - goo辞書

何気なく、ニュース記事の見出しなどでも見かける「試金石」
意味なんて考えたことがなかったのですが、辞書で見つけてびっくり。
試金石という石があるんですよね。

しかも、書いて字のごとく「金を試す石」です。

もう一度、辞書に登場して頂くと、
試金石(しきんせき)とは、
金など貴金属の鑑定に用いられる黒色の硬い石。
表面に金をこすりつけ、
その条痕(じょうこん)色を標準品のものと比較して純度を判定する。
しきんせき【試金石】の意味 - 国語辞書 - goo辞書
…とありました。

表面に金をこすりつけて、その条痕で純度判定するための石。


Jewellery material 84 / MAURO CATEB

こんな石のようです。

グーグルで画像検索すると、
24金、18金、14金、10金…と
グラデーションのように示された画像もありました。

試金石 - Wikipediaによると、
金の品質を計るために用いられる主に黒色の石英質の鉱石。
緻密な粘板岩である那智黒石が使用されるんだそうです。

また、こんなことが書かれていました…
熟練者であれば%オーダーの品位を鑑定することが充分可能であり、
江戸時代の金座において鑑定を担当した
役方(やくがた)による鑑定品位は、
その後の近代的化学分析による分析値とほとんど一致している
…だそうです。

すごいですね。試金石で金の純度を鑑定し、
それが近代の化学分析の分析結果とほとんど一致している精度なんて。


ついでに、那智黒石(なちぐろいし)
那智黒石(なちぐろいし)は、粘板岩の一種、及びそれを加工した宝石。
(参照)那智黒石 - Wikipedia
だそうで、産出地は三重県熊野市神川町とか。
那智勝浦とは場所が少し違うようです↓


グーグルマップより

那智山(なちさん)とは、
和歌山県那智勝浦町北東部の内陸一帯にそびえる山々の総称
(参照)那智山 - Wikipedia
…だそうで、その北側と南側で違うようです。

そんな那智黒石。
那智黒(なちぐろ)といえば飴しか思い浮かばない私ですが、
平安時代にはすでに硯(すずり)の石として使われていたとか。


こちらの石が、金の純度を占う試金石として使われていたんですねぇ。湯
タグ:言葉 雑学
posted by ポジタリアン イエロー at 11:05| ブログ
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