2014年05月15日

駿河トラフと相模トラフにはどちらも気になる空白域があるんですよね。


アメリカ地質調査所の日本付近にいろいろ書き足し

日本付近のプレートや海溝、トラフは上のようになっていますが、
※トラフと海溝の差は深さ6000mより深い場合が海溝、浅い場合がトラフ。
この駿河トラフと相模トラフはどちらも近年動いてないんですよね。

駿河トラフ
昭和の東南海、南海地震のとき、東海地震は起こらず、
駿河トラフは動いていない状態。

この地域では1854年(安政元年)の
安政東海地震(東南海地震の震源域含む)以降、
巨大地震が発生しておらず地震空白域となっている
(参照)駿河トラフ - Wikipedia
なので、ずっと東海地震への警戒が行われているんですよね。

昭和東南海地震 1944年12月7日 Mj7.9
昭和南海地震 1946年12月21日 Mj8.0


駿河トラフ
駿河トラフが動いたのが大正時代の関東大震災。
その前は元禄地震(1703年)でした。

元禄地震 1703年12月31日 M7.9-8.2
関東大震災(大正関東地震)1923年9月1日 M7.9

それぞれの震源域はというと↓

Great Kanto Earthquake 1923 & 1703 focal area map / Pekachu
1923年大正関東地震(赤塗りの領域)と
1703年元禄関東地震(赤点線内の領域)の震源域(地震調査委員会,2004)

外側は元禄地震以降動いていないようです。

なので、首都直下型地震対策にも載っています。

【別添資料4】 〜首都直下のM7クラスの地震及び相模トラフ沿いのM8クラスの地震等に関する図表集〜(PDF:9,614KB)
※クリックして頂くと拡大した画像が開きます
首都直下地震対策検討ワーキンググループ - 内閣府

南関東の下はというと、一番上が北米プレート、
その下にフィリピン海プレート、さらに下に太平洋プレートが重なる場所。
※いろんな説があって4層構造といわれる場合もあります。

【別添資料4】 〜首都直下のM7クラスの地震及び相模トラフ沿いのM8クラスの地震等に関する図表集〜(PDF:9,614KB)
※クリックして頂くと拡大した画像が開きます

南茨城や千葉県などで深さ50q〜80qあたりで起こる地震は
フィリピン海プレート内の地震のようです。
フィリピン海プレートは、やっぱり活発化してきている?
その場所での地震が増えていれば、
フィリピン海プレートの海上の境界にあたる
駿河トラフや相模トラフは活発化する可能性もあるかもしれませんね。


おさらい
駿河トラフは安政東海地震(1854年)以降、動いていない。
…約159年ほど経過
相模トラフは元禄地震(1703年)以降、房総半島沖周辺は動いていない。
…約310年ほど経過


巨大地震に関連した誘発地震
2011年東日本大震災はM9.0というとてつもなく大きな地震でしたが、
そういう巨大地震があったあとの
誘発地震、特に海溝型はどんな感じでしょうか。

アラスカ地震(1964年3月28日発生/Mw 9.2/海溝型)の場合
→1965年アリューシャン地震(1965年2月4日発生/Mw 8.7/海溝型)

2004年スマトラ島沖地震(2004年12月26日発生/Mw 9.1/海溝型)の場合
→2005年スマトラ島沖地震(2005年3月28日発生/Mw 8.6/海溝型)
→2007年スマトラ島沖地震(2007年9月12日発生/Mw 8.5/海溝型)
(参照)誘発地震 - Wikipedia

っと、数年後にM8レベルの地震が起こっているようです。


2011年の東日本大震災(M9.0)の場合は?
東北地方太平洋沖地震の前震・本震・余震の記録 - Wikipediaを見る限り、
これまでのところ、M8.0以上の地震は一度もないようです。

なので、2014年4月の地震活動の評価 地震調査研究推進本部
にも、次のような記述が。
東北地方太平洋沖地震の余震域で発生したM4.0以上の地震の発生数は、
東北地方太平洋沖地震後の約1年間と比べて、
その後の1年間(2012年3月〜2013年2月)では5分の1以下、
2年後からの1年間(2013年3月〜2014年2月)では
10分の1以下にまで減少してきている。
2004年に発生したスマトラ北部西方沖の地震(Mw9.1)では、
4ヵ月後にMw8.6、約2年半後にMw8.5、
約5年半後にMw7.5、
約7年半後に海溝軸の外側の領域でMw8.6の地震が発生するなど、
震源域およびその周辺で長期にわたり大きな地震が発生している。
(中略)
依然として東北地方太平洋沖地震前の地震活動より活発な状況にあることや、
他の巨大地震における事例から総合的に判断すると、
今後も長期間にわたって余震域やその周辺で規模の大きな地震が発生し、
強い揺れや高い津波に見舞われる可能性があるので、
引き続き注意が必要である。
…とあります。

また、こんな話も。
伊豆・小笠原海溝震源の地震 房総沖に30m級津波来る恐れも エキサイトニュース 2013年11月12日
琉球大学の木村政昭名誉教授のお話として…
「伊豆・小笠原海溝の周辺には依然ストレスがたまった状態。
実際、この海域では1960年以前に頻繁にM7クラスの地震が記録されていますが、
1960年以降はピタリと止まっており、不気味な状況です」
「私は2015年までに、最大M8.5の伊豆・小笠原地震が発生すると予測しています」
最悪の場合、房総沖から西日本沿岸にかけて、
東日本大震災を凌駕する30m級の大津波に襲われる可能性もあります」
…というのもありました。

地震予知というのは大変難しいでしょうし、誰もわからないのですが、
地震が起こりやすい時期、地震が多いなと感じる時期って、
やっぱり危険が迫っている可能性もあるので、要注意の時期かもしれませんね。
タグ:地震の雑学
posted by ポジタリアン イエロー at 09:52| ブログ
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