2014年05月20日

福島県の子供たちの甲状腺がんが2014年5月では50人に。


Fukushima first Nuclear Power Plant < 20km / raneko


外洋に継続的にセシウムが流出している福島第一原発。汚染水処理(アルプス)もすべて停止へ
の続きです。

福島の子ども甲状腺がん50人に 県、放射線の影響調査 京都新聞 2014年05月18日
福島県の全ての子どもを対象に
東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べる甲状腺検査で、
対象者の約8割の結果がまとまり、
がんの診断が「確定」した人は県が今年2月に公表した数より17人増え50人に、
「がんの疑い」とされた人が39人(前回は41人)に上ることが
17日、関係者への取材で分かった。
…というもの。

子どもたちもご両親も大変な苦しい思いをなされてると思うと、
胸が詰まる思いです。

このブログで前回書いたときは、
福島県の甲状腺がんの子供たちは2013年8月時点で18人に。
だったんですが、
今回、3年を経てようやく1順目の検査が終わったそうです。

福島県内の震災当時18歳以下約37万人が対象で、
福島の子ども甲状腺がん50人に 県、放射線の影響調査 京都新聞 2014年05月18日
3月までに約30万人(全体の約8割)が受診したそう。
子どもの甲状腺がん50人に 福島県民健康調査 テレ朝ニュース 2014年5月20日
※残りの7万人はなぜ受診しなかったのか、受診できない状態なのか、
 いろいろと気になるところですが…。

その結果、30万人中50人という結果に。


2014年4月から2順目の検査に入るそうですが、
1順目の約8割の調査に3年が費やされているので、
この先も時間がかかるかもしれません。

甲状腺がんの検査結果は次のように分類されて郵送されるそうです。
A1判定=甲状腺に異常は見られませんでした
A2判定=のう胞 または結節がありますが 問題はありません
BとC判定は二次検査 または 手術を必要とする

この不十分な情報に 保護者は安心することができない
すでに75人の甲状腺癌と疑いが、発見されているだけに、なおさらだ
通常の発症率の十五倍だ
放射能メモフランスFR3「フクシマ・地球規模の汚染へ」 和訳全文
※この動画は、
 海外から見た福島第一原発で知る気になる点
 でご紹介したものです。

※75人となっていますが、2014年2月現在の数字は
 今回の50人-増し分17人=33人(2月の甲状腺がんの子供たち)
 前回、疑いとされた子どもたち41人
 33人+41人=74人なので、74人の間違いだと思います。
 福島の子ども甲状腺がん50人に 県、放射線の影響調査 京都新聞 2014年05月18日
今では、50人(現在の甲状腺がんの数)+疑い39人=89人に。


30万人中50人ということなので、100万人に直すと、166人になります。

3年が経過した時点で
福島県では100万人中166人が甲状腺がんとなっています。


本来はどのくらいの人が甲状腺がんになるんでしょうか。
今年2014年3月に報道ステーションの報道が問題になりましたが、
それについて批判記事を書いた、
つい先日、美味しんぼへのリンチを呼びかけて話題となった方
ジャーナリストが「美味しんぼ」原作者の「リンチ」呼びかけ? 石井孝明氏、批判されツイートを削除 J-CASTニュース 2014年5月8日
美味しんぼ休載と集団的自衛権ごり押しと
の記事によると、
報道ステ、偏向報道批判・上--甲状腺がんは増えていない ‐ 石井 孝明
甲状腺がんは、症状が分かりづらく、進行が遅いがんとされる。
(「甲状腺がん」(国立がん情報センター・がん情報サービス)
そのため発見が遅れがちであるが、致死率も低い。
これまでの100万人に1−2人の発症例というのは、
自覚して検査を受けた人の数で、発見の割合であり、
病気の存在数を示すものではない。
…だそうで、100万人に1人から2人だそうです。

本来の甲状腺がんの数は100万人に1人〜2人
※石井氏いわく、自覚して検査を受けた数だそうです。

逆に言えば、ガンかもしれないと思って
受診された子供たちでも100万人に1人〜2人なんですね。

そう思わない子供たちよりも、
本来なら、気にしている、気になる点がある子供たちなので、
もっと数が増えても良さそうですが、慎重な子供たちでこの数です。
※石井氏は逆に自覚して検査を受けた数なので意味がないということのようですが。

最近では、こんな風に数字が変わりました。
福島の甲状腺がん17人増える nikkansports.com 2014年5月18日
国立がん研究センターによると、
10代の甲状腺がんは100万人に1〜9人程度とされてきた。

増えました。。100万人に1人〜9人。

大変、大雑把な統計数値とは思えない増やし方です。。
9人〜10人とか、8人〜9人ならわかるんですがね。
1人〜9人って。。。。。


これにつき、政府や福島県はどのように考えているかというと、
検討委の星北斗座長(県医師会常任理事)は
「これまでの科学的知見から、現時点では放射線の影響は考えにくい」
との見解をあらためて示した。
放射線影響考えにくい 甲状腺がん50人確定で県民健康調査検討委 県内ニュース 福島民報 2014年5月20日

では政府はというと…
福一は「コントロールされている」の安倍さん。今度は「他県と全く違いはない」と。
安倍晋三首相は17日午前、東日本大震災で被災した福島市を訪問した。
東京電力福島第1原発事故後、
福島県民を対象に被ばく線量や健康状態を検査している県立医大を訪れ、
検査方法などの説明を聴取。職員を激励し、
「(検査結果に)他県と全く違いはないと、
正しい情報を分かりやすく伝えていきたい」と語った。
安倍首相「他県と全く違いはない」―福島の放射線検査視察 - WSJ日本版 2014年5月17日


まとめ
国立がんセンター 甲状腺がんは100万人中1人〜9人
※以前は100万人中1人〜2人

3年経過した福島県 甲状腺がんは100万人中166人
※疑い含まず、受診者30万人中がん確定50人より。



福島県民健康管理調査検討委員会の座長 星北斗さん曰く
これまでの科学的知見から、現時点では放射線の影響は考えにくい



安倍首相 (検査結果に)他県と全く違いはない


本当に正しい情報がきちっと伝達され、
被害者がこれ以上増えないことを願うばかりです。


Fukushima first Nuclear Power Plant < 20km / raneko


これは集団的自衛権の
政府私的諮問機関「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」
の座長代理である北岡伸一さんのお話ですが、
そういう政府の諮問機関を作る場合、
「自分と意見の違う人を入れてどうするのか。日本のあしき平等主義だ」
と強調して仰ったとか。
安保法制懇「正統性あるわけない」 北岡座長代理:朝日新聞 2014年5月20日
必ず、首相が正しいとする結果を導き出すために、
そういう人選をし、国民の意見はいれないということのようです。

2010年以降の報道の自由度ランキング(2010年〜2013年)にみる日本の状況
に書いたようにNHK会長も
政治的中立性を疑われる発言を繰り返していましたが、
今、そういう人選が行われ、そういう報道がなされていることに、
多大なる危惧と空恐ろしさを感じずにはいられませんね。
タグ:原発
posted by ポジタリアン イエロー at 20:15| ブログ
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