2014年05月31日

川内原発再稼働に対する火山学者の意見


pict0407.jpg / luna76


原発推進政府による原子力規制委員会骨抜き化の続きです。

こんなニュースがありました。
焦点:川内原発審査で火山噴火リスク軽視の流れ、専門家から批判 Reuters 2014年05月30日
川内原発(鹿児島県)の審査をめぐり、
原子力規制委員会の中で火山噴火のリスクを小さく見積もる流れが形成され、
同委の外部からは安全姿勢に問題が残るとの声が出ている。

一方、厳格な審査を行ってきた島崎邦彦委員長代理を
再任しない人事案が27日、政府から提示され、
政府が原発再稼動に向け地ならしを行っているとの批判も出ている。

内容を少しかいつまんで載せると、
九州には破局噴火を起こすとみられる巨大なカルデラがいくつもあるんですね。
※破局噴火とは、
 地下のマグマが一気に地上に噴出する壊滅的な噴火形式で、
 しばしば地球規模の環境変化や大量絶滅の原因となる
 (参照)破局噴火 - Wikipedia

 日本では、7000年〜1万年に1回の頻度で破局噴火が起こっている。
 鬼界カルデラ(薩摩半島から約50km南の大隅海峡にあるカルデラ)
 が生まれた噴火を最後に、ここ7300年日本では破局噴火は起きていない

火山の専門家
火山噴火予知連絡会会長の藤井敏嗣・東大名誉教授
予知できた場合でも…

原子炉を停止した上で、核燃料を火砕流が届かない場所に移すことになるが、
核燃料の搬出は、数カ月程度では終わらない作業
人は避難できるが、原発は避難できない。

東大地震研究所の中田節也教授
カルデラ噴火の前兆は確実に捉えることができるとの見方を否定する。
破局的噴火が南九州で起こるリスクについて
「正直に言えば、多分起こらないと思う。
だが、リスク評価である程度の確率がある以上、
危ないでしょうと言わざるを得ない」と指摘


原発推進者
(原子力規制委員会の)田中委員長は会見で、
火山学会の第一人者2人からの疑問の声に関する記者からの質問に対し
「原子炉を運用する30―40年の間に、
カルデラ噴火のような破局的噴火が起こるという不安定な状態にはない」と断定。
「外野」からの異論をはねつけた。


理論の捻じ曲げ
東大地震研究所中田教授
「(破局的噴火は)前兆が出るというとことに、
規制庁は救いを見つけたらしく、
(変動を捉えて噴火に至るまでの)期間は絶対にわからないと、
口を酸っぱくして言ったが、
モニタリングを行うということで、ブラックボックスになってしまった」という。


いったん、安倍内閣による原発推進にGOサインが出ると、
堰を切ったように元の原発安全神話に戻るようです。


Sunset in Kasumigaseki, Tokyo / HIRATA Yasuyuki
タグ:原発
posted by ポジタリアン イエロー at 09:45| ブログ
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