2014年06月08日

2014年6月8日岩手県沿岸南部でM5.2の地震。と発震機構解(6月9日追記あり)


独立行政法人防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網より

気象庁によれば、
2014年6月8日14時24分 岩手県沿岸南部 深さ70q M5.2 震度4
※震度4は宮城県栗原市、石巻市
気象庁 地震情報
…という地震があったようです。

東日本大震災前と東日本大震災後の地殻変動の向きについて
という記事を書いたところなので、
どういった地震だったのか、ちょっと調べることにしました。

東日本大震災後の地殻変動では、東日本は東へと引っ張られているんでしたね。
それまでは西へと押し込められていました。


発震機構解
地震と言うのは、いわゆる地殻変動なんですが、
例えば、東と西で引き合って地震が起こった場合、
引っ張る力ばかりが存在するわけではなく、
引っ張れた土地があれば、
その引っ張られて動いた分、圧縮を受けた土地もあるわけですね。

逆に東と西で押し合って地震が起こる場合も、
押し合った力の土地ばかりが存在するわけではなく、
押し合った部分があるということは、
その外側では引っ張られた場所があるということになります。

必ず、押された場所があれば、引っ張られた場所があるんですね。

それによって、断層がどのように動いたかがわかるそうです。
地震波である岩盤の伸び縮みによって伝わるP波を初動で使うそうで、
観測された場所ごとに
「押しの波」のときは黒丸、「引きの波」の時は白丸として、
地震波の伝わり方を地図で見ると、
どこの岩盤が縮んで、どこの岩盤が伸びたのかがわかるそうです。
そうして、いわゆる正断層だったのか、逆断層だったのか、
はたまた横ずれ断層だったのかがわかるようです。
気象庁 地震・津波 発震機構 発震機構解とは何か

引っ張られた時は白。押された時は黒。なので、発震機構解はこうなります↓


気象庁 地震・津波 発震機構 発震機構解と断層面


今回の地震は逆断層型
では、今回の地震の一番上の画像に戻って、発震機構解をみると、
両外側は白(真ん中へと引っ張られたところ)、真ん中は黒(押されたところ)なので、
押し合った力で断層が動いた逆断層型ということになります。

今回の地震は逆断層型だったんですね。
押されたということは東西から圧縮を受けたということ。

ここで、東日本大震災後の地殻変動を思い出すと不思議に思いませんか?
東へと引っ張られている真っ最中でしたよね。

たとえば、2011年4月11日にあった福島県浜通り地震M7.0(深さ6q)
東へ引っ張られているので、正断層型の地震でした。
(参照)福島県浜通り地震 - Wikipedia

なのに、今回の地震は逆断層型。
まるで東から西へと圧縮を受けているようですよね。

実はその通りで、深さが違ったんですね。今回の地震は深さ70q。
いわゆる太平洋プレートのもぐり込み先で起こった地震だったんです。

だから、東から西へと移動するプレートの東日本の下で
圧縮を受け、逆断層で動いた地震だったようです。

表面の地殻は東へと今は進んでいますが、
地殻(北米プレート)の下の太平洋プレートは西へと進んでいます。
そう考えると、その境界部分などでは、
いろんなせめぎ合いが起こってそうですね。
上は東へ、下は西へと移動しているので。

東日本の地震は東日本大震災以降の1年間よりも
今では約10分の1にまで減ったそうですが、
2014年4月の地震活動の評価 地震調査研究推進本部
考えてみると、東日本が東へと引っ張られている間は、
潜り込んで西へと進む太平洋プレートと矛盾することになるので、
地震活動はそれなりにあるのかもしれません。

また、東日本が震災前のように西へと地殻変動するようになれば、
地震活動は収まっていくのかもしれませんが、
それはまた、海溝型の大きな地震が将来発生するカウントダウンが始まった
とも言えそうです。


追記:2014年6月9日

独立行政法人防災科学技術研究所 Hi-net 高感度地震観測網より

6月9日の朝も震度4の地震があったようです。
2014年6月9日6時10分 宮城県沖 深さ80q M4.6 震度4
※震度4は宮城川崎町
気象庁 地震情報

この地震も深さ80qで太平洋プレート内の、発震機構解から逆断層型の地震ですね。

関東地方の地震についての気になるツイート。
という記事を5月23日に載せましたが、
その前にもいろんな情報から地震に注意と書いてきました。

主に気にしているのが、
電磁気データ(VHF 見通し外) - 植物電位観測 - 月光天文台
のFM電波で静岡で受信されている山形の新庄88.3MHzの周波数。
4月はほとんど静かでしたが、5月に入って飛騨の群発地震以降くらいから
時折大きく乱れるように。収束後しばらくしてからが危険と言われているようですが、
5月半ばで収束したときに、地震の可能性があるのでは?
と思っていました。
ナマジーとラドンと電波異常とGPSで地震予測さんの
関東広域の24時間の地震活動数の画像があるのですが、
そちらも増えていってたんですね。
関東広域の24時間の地震数はだいたい10台〜20台くらいまでなんですが、
30を超してました。
そしてキングナマジーも出たりして、
いわゆる飛騨の群発地震から10数日経ったときに過去では被害地震があったので、
岐阜県飛騨地方の群発地震発生後には、どこかで大きな地震がある?
日本も地震に注意!? 太平洋プレート西側にあたるミクロネシアでM6.5(修正でM6.1)の地震があったようです
2014年05月15日では、関東広域で35の地震
今日は宮古島近海で4回地震がありましたが、関東でも気になる地震が…
2014年05月17日では、東京中心部で7個の地震
気になっていたんですが、その後、
前述のFM電波(山形の新庄)は大きく乱れだし、収束してなかったようでした。
そうしているうちに他の方のツイートでもいろいろあったので、
5月下旬から6月上旬の地震に注意という内容の
関東地方の地震についての気になるツイート。
を書いたんですね。

最近は6月6日あたりを最後にまた山形のFM電波が収束したように見えます。
ただ、鹿児島79.8MHzもその日に乱れだしたんですね。
実はその乱れた日というのは、桜島で4500mの噴煙が上がった爆発的噴火の日で、
桜島で噴煙 4500mの高さに NHKニュース 2014年6月6日
※昭和火口としては、平成に入って2番目の高さ
山形の電波と静岡の間といえば、同じ日に警戒レベルが引き上げられた
草津白根山(くさつしらねさん)があるんですね。
東京新聞観光シーズン影響懸念 草津白根山 警戒レベル2群馬(TOKYO Web) 2014年6月7日
五月ごろから、地下の温度上昇を示すとみられる磁力の変化も観測された。
…ということで
山形の電波の乱れも火山が原因だったかもしれませんが、
警戒レベルが引き上げられた直後に電波の乱れがなくなっているので、別かもしれません。
※最初は計器の故障?って思いましたが、どちらかは判別できません。

当面はやっぱり地震活動に注意が必要そうな気がします。
東北地方の地震が云々ではなく、
大きな地震が起こる可能性があるのではと。
もちろん、また電波の乱れが始まるかもしれませんが。


ちなみに、今朝、京都でも地震があったんですね。震度は0なんですが、
京都市内の双ヶ岡より少し西が震源のようで、
6月9日0時44分 深さ8.3q M2.0というのがあったようです。
「あなご君」 Google MAP
※震源のゆらゆら揺れている棒に
 カーソルを合わすと時間、深さ、マグニチュードが出ます。
タグ:国内地震
posted by ポジタリアン イエロー at 16:18| ブログ
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