2014年06月16日

長期に持続可能で安定的な経済・社会を目指そう あるべきマクロ経済学


Economics / markwainwright


基本的に、ケインズ経済学的考えから作った私の妄想です。

ケインズとマネタリストの比較のような書き方も出てきますが、
それらは学問上(一般的)の比較と異なり、
厳密にはケインズの考えとは異なる場面もあり、
ある意味、裏事情的な内容が多分に含まれている点にご注意ください。
※試験勉強などには一切向きませんのであしからず。


ポイントは「長期に持続可能で安定的な経済・社会」

目指したい経済環境や社会環境は 1.長期に持続可能で安定的な経済・社会
つまり、好不況が少なくて、原材料価格も安定していて、
いわゆる国家安泰な社会や経済です。

私が思うあるべき経済や社会は長期に持続可能で安定したものです。
なぜならば、環境が落ち着いているからこそ、モノづくりもできますし、
企業を大きくする枠組み(計画を練る)を考えることもできます。

不安定な社会なら、いつ原材料価格が高騰するかわかりませんし、
企業の枠組みもころころ変わると計画が立ちませんよね。


ある程度の好不況は自然とできても、
ある一定以上の好不況は自動的に安定化させる。
それが累進課税の考え方でビルトインスタビライザー(景気の自動安定化装置)ですね。

好況の時は、所得も増え、大きく増えた分を累進課税し、所得を再分配する。
不況の時は、所得が減少するので、好況時の税金で景気を促す。


これがケインズ経済学などでのマクロ経済学の枠組みです。
裏事情を書けば、給与は経営者による恣意的な部分があり、
著しく経営者だけが儲かる仕組みになっていても、雇用者は文句を言いにくいですね。
その場合の経営者の著しく儲かった所得を中心に国が課税して、
その所得をいろんな側面から再配分していくというものです。

著しく不平等に獲得された所得部分 → 累進課税を強化し国庫へ

・大きな政府が責任を持って所得の再配分する
・不況時に大きな政府が責任を持って景気を刺激する
・不平等な状況や不安定な状況、不正などを防止するために規制を強化する
※大きな政府は、政府の権限が大きい政府のこと。

社会が比較的安定化し、緩やかに経済成長していく(はず)
※はずと書いたのは、残念ながら官僚などの不正により、
 箱モノ行政や天下り外郭団体などにより、食い物にされて借金が増えたんですね。
 これらはモラルの問題ですが、
 ケインズ経済学の問題とすり替えられることがよくあります。

私の理解では、日本の昔はおおよそ
この考え(ケインズ経済学)で政治が行われていました。


目指したい経済環境や社会環境は 2.不安定で価格の乱高下が当たり前の経済・社会
では、安定的な社会を望まないヒトっているのでしょうか?
実は業種によってはあるんですね。それは、金融、商社など。

価格の乱高下がなければ、利ザヤが獲れないですよね。
安定的な社会では、値動きが少なくなり、市場も閑散となるかもしれません。
手数料収入も減ります。

逆に、上がっても下がっても、煽れれば、手数料収入は増えます。

ついでに、人々が乱高下で悩みに悩むと
さらなる情報がほしくなり、新聞も売れるかもしれません。

また、業界に通じているヒトならば、
その情報を利用して(インサイダー取引にならない範囲で)利益を得ることもできますね。
乱高下がなければ、そういう利益も得られません。

では、そういうヒトたちが取る手段はどういうものが考えられるでしょうか?
それは、大きな政府の反対をすればいいんです。

小さな政府は、最低限の事務や警備だけ責任を持てばいい
※小さな政府は、政府の権限が小さな政府のこと。

・安定的で平等になるような規制は撤廃(規制緩和)
・小さな政府が存続できるための税収は消費税で広く浅く
・企業の行動に口出し無用

乱高下社会になり、
一部の大企業がお金の力で周りを圧倒できれば、
規制がないので他社を凌駕(独占)



国民がどういう社会を望むかによって、政府の在り方は決まりますが、
普通に考えれば、通常の国民は安定で安心の社会を望んでいると私は思っています。
しかしながら、次のように
言葉をすり替えて報道されると理解できなくなります。

規制は既得権益を守りたいヒトが作ったモノ
※もちろん、そういう場合もあります。でも、すべてではなく、
 国民を守るための規制も多いのですが、
 逆に国民を守るための規制のほうが撤廃されたりもします。

大きな政府による公共投資で無駄遣いし、借金が増えた
※本来、無駄遣いは大きな政府だからというわけではなく、モラルの問題です。
 借金については、未来にも使える道路の場合、
 当初の建設費と未来の修繕費を比べ、未来のほうが安くなる場合、
 建設国債を発行して借金とし、
 未来にも負担してもらうという考えがありましたが、
 その部分については、費用収益が対応するので当然の措置ですよね。
 でも、不要な道路までせっせと作るのは、
 大きな政府のせいじゃなくてモラルの問題です。

そのため、国民が望んだように見せかけながら、
一部だけが儲かり、多くの国民が困窮する乱高下社会へと足を踏み入れます。

私の理解では、日本では、
これらマネタリスト的な手法は
2000年くらい以降に取り入れられたように思っています。

この仕組みは、おそらく最終的に
めちゃくちゃな国に進んでしまいそうで怖いですよね。


あなたは長期に持続可能で安定的な経済・社会がいいですか?
それとも不安定で価格の乱高下が当たり前の経済・社会がいいですか??


安定は希望でしかなく、不安定が当たり前ですか???

関連記事:
昔の公共投資と今の公共投資(経済対策)ってどう違うの?
…所得税の累進課税による所得の再分配としての公共投資と、
 現在の消費税を財源にした逆所得の再分配としての公共投資の差についてです。


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タグ:経済
posted by ポジタリアン イエロー at 14:29| ブログ
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