2014年06月16日

マクロ経済指標は万能!?真に目指すべき経済・社会とは? あるべきマクロ経済学


My book shelf / Phing.


長期に持続可能で安定的な経済・社会 あるべきマクロ経済学
の続きです。

マクロ経済指標は万能?
ニュースではGDP(国内総生産)などのマクロ経済指標の動向が流れます。

GDPとは、一定期間に国内で生み出された付加価値の総和です。
その成長率は一国の豊かさの成長率とも言えるかもしれません。

なので、ニュースでは一国のGDPを取り上げます。

しかし、それで国民生活が良くなったかどうかは別問題なんですよね。

ニューヨークダウ平均がさらに最高値を更新。この先って?
で書いた内容ですが、リッチスタン人のお話。
 2000年初頭にこんな話があったんですね。
 リッチスタン人。造語ですが、金持ちを意味するリッチと○○スタンという架空の国。
 強欲は善でお金持ちにお金が回ると、結局は貧乏人にもお金が落ちると、
 マネタリストはいいましたが、現実には異なっていて、
 お金持ちはお金持ちの間だけで お金が回り
 (リッチな人間はリッチな世界でしか付き合わない、巷で買わず、外商が家へ)
 さらには人件費は悪として、貧乏人はいつまでたっても貧乏から抜け出せなくなる。
 リッチスタンとは、国内に別の国が出来てしまったようなものだという意味。
 でもGDPなどの指標は、
 リッチスタンもそれ以外もごちゃまぜで一国として出るから、
 真実が見えなくなるというモノ。
 例えば前年のGDPが100(リッチ50、その他50)だとして、
 今年リッチスタンが75、その他が26だったら、
 GDPは101で増えたとなる。ニュースでは大々的に景気がいいとなる。

一国として数字を出せば、豊かになっているのに、
国民生活は、いっこうによくならないどころか悪化してしまう。
なのに、ニュースでは良くなったという。

その原因の一つなんですね。
いわゆる所得水準ごとに、または地域ごとに別経済が存在し、
国内全体にお金が正しく行きわたらず、
一部のところへだけ流れているにもかかわらず、
その事実を伏せて、経済が好調という場合。

もう、そうなれば、マクロ経済指標は役に立たないどころか、
だます目的では?とすら思えるかもしれません。


ジニ係数
ちなみに、こうなる場合、往々にして貧富の格差が広がっている場合ですが、
その貧富の格差を表す指標もあります。

それはジニ係数というものなんですが、
ジニ係数 - Wikipediaによると、2009年の結果ですが、
日本はアメリカ、ロシア、中国よりも貧富の差が少なく、
カナダ、ヨーロッパ、北欧、オーストラリア、韓国などよりも貧富の差が激しく、
デモなどが起こったりするエジプトやインド、パキスタンなどと同レベル
というのが実情のようです。

2009年ですでに日本のジニ係数はインド、エジプト、パキスタンと同レベル


Gini Coefficient World CIA Report 2009 / Hysohan ジニ係数 - Wikipediaより
※クリックして頂くと拡大した画像が開きます


ヒトが目指すべき経済・社会とは?
長期に持続可能で安定的な経済・社会 あるべきマクロ経済学
の続きですが、
言葉をすり替えて報道されると理解できなくなり、
国民の正しい理解なしに、乱高下社会へと進んでいますが、
本来ならば、ちゃんと国民に聞けばいいんですね。

乱高下社会が好きな人々もいる。そちらが多いなら仕方なしです。
でも、乱高下社会を目指していながら、
その事実を伏せているのはよくないと思っています。
※詳しくは先の記事
 長期に持続可能で安定的な経済・社会 あるべきマクロ経済学
 をご覧ください。

私が思うに、
多くの国民生活が豊かになることがマクロ経済学の目指す道ならば、
長期に持続可能で安定的な経済・社会を目指すべきでしょう。
→そんな人は大きな政府へ

逆に一部の国民生活だけ豊かになり、
あとの多くの国民が貧困になったほうが面白い!
そんなふうに多くの国民が考えるなら、乱高下社会を目指すべきでしょう。
→そんな人は小さな政府へ


きちんとした手続きを踏むことなく
憲法解釈変更でごり押そうとする集団的自衛権もそうですが、
きちっと道理を告げて正しく国民に判断してもらい、
選んでもらうようにしてほしいものです。


関連記事:
貧富の差は何がいけない?経済はこの先どうなる??
…貧富の差こそがデフレの原因であり、不況の原因ということについてです。


FIELD NOTES + Economics / MIGreenberg
タグ:経済
posted by ポジタリアン イエロー at 14:43| ブログ
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